9月11日(日)(ブラジル現地時間)、サンパウロ「HSBC Brasil」にて、X JAPAN南米ツアー2公演目が行われた。


やはりブラジルのロック熱は熱かった。


サンパウロでもファンは会場前からビルの周りに長い列をなし、徹夜ファンが続出となった。


開場を長時間待つファンを気遣ったYOSHIKIは、ブラジルでは有名な飲み物グアラナを配るという気遣いを見せた。あまりに嬉しいサプライズに泣き出すファンも出てきたが、YOSHIKIが長い列をなすファンに差し入れをするのはこれが初めてのことではない。


北米ツアー最終公演では、先着順で入場するために3日前から客が列を作ってしまい、その事実を知ったYOSHIKIは行列のファンにピザ200枚をふるまっている。


チリ・サンティアゴ公演でダイブをした際には、興奮したファンから髪の毛を引きちぎられ、頭から出血するという、身体中にも複数の傷を負ったYOSHIKIだが、ライブ前、地元メディアの記者にチリ公演の傷のことをきかれると、YOSHIKIは「南米で入れたタトゥみたいなもの」と気のきいたコメントで場を和ませた。


さすがにブラジル・サンパウロ公演でのダイブは躊躇したようだが、ブラジルが見せた号泣するファンが
続出する異様なほどの盛り上がりに、気付けばYOSHIKIは3回ダイブ。


新たに10カ所以上の傷を身体に負ってしまったようだが、興奮のため本人はあまり痛みは感じていなかったようだ。


サンパウロ「HSBC Brasil」での公演では、演奏中にブラジル国旗の風船が会場いっぱいに浮かぶという、ファンからのサプライズが用意されていた。YOSHIKIはポルトガル語で「今日はショーに来てくれてありがとう。みんな大好きだよ」と挨拶。


演目最後の「Art of Life」では会場全体が大合唱が巻き起こり、興奮冷めやらないファンたちは、自分たちの身につけているものを次々にステージへ投げるというブラジルファンならではの愛情表現に、XJAPANも笑顔でカーテンコールを迎えた。


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